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レポート

プログラミング×宇宙「小中学校向けプログラミングコンテスト」受賞者インタビュー

プログラミング×宇宙「小中学校向けプログラミングコンテスト」受賞者インタビュー

2022年10月7日(金)から2023年1月15日(日)にかけ、福岡県内の小学校高学年(4年生以上)から中学生の方を対象に、「宇宙」をテーマにしたプログラミング作品を募集するコンテストを開催しました。

たくさんのご応募ありがとうございました!

宇宙船に乗って惑星を旅する作品や、ロケットを操縦して迫りくる隕石を撃墜するゲームなど、「宇宙」にまつわる個性的な作品がたくさん集まりました。

本コンテストの入賞作品は「宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)(久留米市)」内の体験コーナーに設置する予定です。(2023年6月)

受賞作品の詳細や結果発表は下記ページをご覧ください。
 

 

さて、今回のレポートでは、本コンテストで大賞を受賞されたスタディプレイス(フリースクール)の松尾燈一さん(小学校6年生)への受賞者インタビューをお届けします!

松尾さんが制作した大賞(福岡県知事賞)受賞作品はこちら。

受賞者インタビュー

ーー大賞受賞おめでとうございます!受賞した感想をお聞かせください。

松尾さん:予選に通るとも思ってなかったので、ものすごく意外でした。でも、すごくうれしかったです。

審査会でも「意外だった」とコメントしていた松尾さん

ーー今回の作品のこだわりポイントはどこですか?

松尾さん:ゲームの中で出てくる宇宙の背景や隕石を少しずつ動かしたりすることを工夫しました。


遠近法を感じる背景の動きや細かい隕石が回転する動きに注目!


たくさんのアイテムを使い、細かいところまでこだわりぬいています

ーーロケットや隕石が印象的な作品ですが、そのアイデアはどこからきましたか?

松尾さん:もう、思いつきでつくりました。もともと宇宙に興味があったわけではなく、完全に自分の中にある宇宙のイメージで作品をつくりあげました。事前に調べたら、たぶん変なのができちゃうなあと思ったので(笑)あえて宇宙の勉強はしませんでした。


松尾さんのイメージする「宇宙」が作品内に広がっています

ーーこの作品を作るのにどのくらい時間がかかりましたか?

松尾さん:11月から案を考えて、12月くらいからしっかりつくり始めました。スタディプレイス(フリースクール)の放課後をつかってつくっていって、応募作品が完成したのは応募締め切りの3日前でした。ギリギリでできました(笑)

ーープログラミングは好きですか?どういうところが好きですか?

松尾さん:プログラミングは大好きです!自分の思い通りのいろんなものが作れるところが好きです。

はじめてスプリンギンクラスルームをつかったプログラミングでつくったのは、自動でモノが転がっていくゲームでした。あの時は「すごいのができた!」と思ったけど、いま思うと「はじめてにしてはいいんじゃない?」と思うくらいの作品です(笑)

 
ーープログラミングはいつからやってますか?

松尾さん:小学5年生くらいからやってます。スプリンギンクラスルーム以外のプログラミングツールも使ったことあるけど、スプリンギンクラスルームが自分にはぴったりでした。

アイコンを押すだけで設定(属性)をつけられるからシンプルでわかりやすいです。パーツの大きさに連動した動きの変化がつけられるから使いやすいです。

ただ、1シーンで使えるパーツの数が限られてるから、もっとたくさん使えるようになるともっといろんな作品がつくれると思うので、ぜひそれはスプリンギンクラスルームを開発してる人にお願いしたいです!

 
ーー今後もスプリンギンクラスルームで作品をつくりますか?

松尾さん:気まぐれで好きな時につくっていきたいです。その時の思いつきでつくってるので、アイデアが浮かんだ時につくると思います。テーマが決まったコンテストや企画は、新しいアイデアが思いつきやすいのでつくりやすいです。今後もコンテストにはチャレンジしたいです。

先生へのインタビュー

松尾さんが通われているフリースクール スタディプレイスの運営を行う草場さん・安川さんにもお話をお聞きしました。

ーー生徒さんが受賞されたことを聞いたときのお気持ちはいかがでしたか?

草場さん:わたしとしては意外でした。というのも、結構早くから着手したのですが、彼自身の中でなかなかアイデアがまとまらなくて悩んでいる姿を見ていたからです。でも、スクールの時間以外(自宅に持ち帰って)でも自分で相当作りこんだり、悩みながらも非常に楽しそうに取り組んでいました。悩んでいた姿からは意外と言いましたが、彼の実力や熱量を鑑みるとこの結果につながるのも納得だと思います。

安川さん:わたしとしては彼のプログラミングへの熱量を目の当たりにしていたので、びっくりというよりは「やっぱり入賞できる力を持ってるんだな」と改めて思いました。彼の力が評価されて本当にうれしかったです!

ーースプリンギンクラスルームは使われてどのくらいですか?また、生徒さんの反応はいかがでしょうか?

安川さん:2021年くらいから2年くらい使わせていただいてます。もともとスプリンギンを知っていたので、その流れでクラスルームを利用しています。プログラミングに興味のある子は楽しんでくれています。次は、プログラミングに苦手意識がある子たちをどう巻き込んでいくかを考え中です。

最後に

スプリンギンではさまざまなテーマに合わせたプログラミングコンテスト・企画を開催しております。コンテストへのチャレンジや受賞体験はかけがえのない成功体験につながりますので、興味のある学校さま・教育機関さまがいらっしゃいましたらぜひ導入をご検討ください。

お問い合わせはこちらから

 

Springin’ Classroomとは

記事内で紹介された、Springin’の教育機関向け教材サービス Springin’ Classroom(スプリンギンクラスルーム)は、全国の小学校などに導入され、授業で活用されています。

「Springin’ Classroom」は、プログラミング教育パッケージとして以下のものを提供しております。

・教育機関専用クラウドサービス
・利用ガイド
・学習指導案
・プログラミング教材
・STEAM教育教材
・専用サポート など

Springin’ Classroomに興味を持たれた方は、下記Springin’ ClassroomのWebサイトよりお問い合わせくださいませ。

 

 

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